目次
動作確認環境
- Tera Term Version 4.108
マクロファイル名はシステム変数「param1」に格納されている
Tera Term マクロで、自マクロファイルのファイル名を取得して処理に使いたい場合があります。
実行中のマクロのファイル名はシステム変数「param1」に格納されています。
よって param1 の値を参照することでファイル名を取得できます。
「sample.ttl」というファイル名のマクロで以下のようにメッセージボックスで param1 の値を表示してみます。
messagebox param1 'param1'
このマクロを実行すると以下のように「sample.ttl」と表示されます。システム変数 param1 にファイル名が格納されていることがわかります。

マクロ格納フォルダパスは「getdir」コマンドで取得
マクロファイルが格納されているフォルダのパスを使用することも良くあります。マクロファイル格納フォルダのパスは getdir コマンドで取得できます。
getdir の使い方
- getdir <変数名>
- <変数名>:取得されたパスが格納される変数
- 取得されたパスの末尾に「\」は含まれない
「C:\Users\Public」フォルダ内に以下のようなマクロファイル「sample.ttl」を格納しています。
getdir macropass
messagebox macropass 'macropass'
このマクロを実行すると以下のようにマクロ格納フォルダのパスが取得されていることがわかります。

まとめ
CHECK!
- Tera Term マクロのファイル名はシステム変数 param1 に格納されている
- Tera Term マクロ格納フォルダのパスは getdir コマンドで取得できる
- 基礎知識
- コマンド解説
- ログイン
- コマンド実行
- ログ保存
- ファイル・フォルダ操作
- 文字列操作
- 変数関連
- マクロのモジュール化
- テクニック
- サブルーチン
- オリジナルマクロ
【整備済み品】HP ノートパソコン 830G5/13.3型フルHD/Win 11/MS Office H&B 2019/第7世代i5-7200U 2.50GHz/メモリ 16GB/SSD 512GB/指紋リーダー/USB 3.0/WEBカメラ/初期設定済
コメント